2005-01-01から1年間の記事一覧
役人や法人があてにできない以上、我々消費者が毒入りフグを食べないという強硬手段に訴えるしか手がありません。 しかし牛製品というのは意外に多く、肉や牛乳だけ注意していれば大丈夫というものでもないのです。 以降、感染可能性の高い物から順に牛製品…
日本がアメリカに求めているのは輸入牛の全頭検査です。 前述のように幼い牛の発症例が無いため、アメリカは生後30ヶ月以上の牛から抜粋して検査をすれば安全だと主張してきています。 そしてこともあろうに日本のしている全頭検査に対して「あんなこと無…
BSE、いわゆる狂牛病のことです。 正式名は“牛海綿状脳症”といい、「ボヴァイン・スポンジフォーム・エンセファロパシィ(Bovine Spongiform Encephalopathy)」の略です。 プリオンという細胞タンパク質の異常体によって起こるとされている病気です。 詳…
近所のレンタルビデオ屋もそぞろDVDの棚がほぼ半分にまでビデオを圧迫してきました。 頑なにハードを持たない家庭向けにまだビデオも置いてあるとはいえ、実質シェア的にはDVDの方が勝っているはずです。 とにかく便利ですからね。 チャプター機能で好…
実は私はここ以外にも1つブログを持っています。 アバターを持ちそれを着替えさせたり、グルメや映画など自分なりのメニュー画面が使えるなどコンテンツが非常に多いのですが、とにかくムチャクチャ重い!! 私がそこを登録するちょっと前にリニューアルし…
今日は地元茨城の東海ワンコインシアターで「スウィングガールズ」のスクリーン上映がありました。 都合がつかず観にいけませんでしたが、大きな画面で一度見たかった!……。 公式サイトのBBSも今月いっぱいで書き込めなくなります。 悪名高き2ちゃんねる…
ピアノの鍵盤が目の前にある。 「“ド”の音を押えてください」と言われて素直にある1つの白鍵を押えた人達は、たぶん皆オクターブの違いはあれど同じ音を選んだことだろう。 幼稚園でも学校でも「この音が“ド”だよ」と教えられてきたし。 はい、半分だけ正解…
前出の「古畑」の同じ回で、市村のこんなセリフがある。「この音はDのシャープ。(違う)この音はEのフラット。」 これを聞いて多少音楽に知見のある人は、なんだどちらも同じ音のことを言ってるじゃん、さては脚本家は音楽に関しては素人だな、と思ったか…
絶対音感があることにより弊害が生じる場合もある。 まず日常に溢れているあらゆる音が全て音階で聞こえてしまう。 TVドラマ「古畑任三郎」をご覧になった方なら記憶にあるかもしれないが、市村正親演じる絶対音感の持ち主である犯人が、殺人現場で雨音と…
スウィングガールズのトロンボーン担当、小林陽子役の辰巳奈都子は「絶対音感」の持ち主なのだそうだ。 「絶対音感」とは何か? 今鳴っている音が何であるか耳だけで聴きわけられる能力のこと。 つまりこの音はレだよ、と音階で認識できれるわけだ。 絶対音…
「スウィングガールズ」のメンバーの中で楽器演奏に関して一番高い評価を受けているのが、ドラムス担当の豊島由佳梨だ。 一応打楽器はやったことがあるとはいえ、ほとんど初心者だった彼女がきちんと4ビートを叩いていることは確かに驚愕に値する。 音楽経…
サックスは管の部分が先から裾に行くに従って広がっていく円錐形をしている。 これは音をよく広がるようにする以外にも、サックス独特のあの鼻にかかった肉声のような音色を作る目的もある。 あまり知られていないことだが、実はクラシック用とジャズ用のサ…
「スウィングガールズ」を見て楽器をはじめた人の一番人気が、やはり主人公の上野樹里が担当したサックスだ。 劇中で友子が「35万(円)!」と言っていたように新品のサックスはそうホイホイ買えるものではない。 ヤマハの楽器レンタルだとアルトサックス…
「スウィングガールズ」のようなビッグバンドジャズにおいてギター、ベース、ピアノ、ドラムスのリズムセクションは地味な存在だ。 その中に於いてルックスの良さで人気が高かった水田芙美子の影響なのかベースをはじめたいと思っている人が意外と多かったの…
「スウィングガールズ」で最初にビビビッと琴線にきた眼鏡っ子の関口香織を演じた本仮屋ユイカが、DVD発売に合わせタイミングよく主演することになったNHKの「ファイト」をずっと録画して見ている。 はじめ元気はつらつ娘が眩しかったこの話も、段々展…
ポップス、ロック、フュージョンとひととおりこなしてきたおいらが、そのまま音楽を続けていたら最終的にやりたいと思っていたのはジャズだった。 その理由はジャズこそが現代音楽理論の体系の基礎となっているからだ。 クラシックは別として前述のような音…
映画「スウィングガールズ」の中で数学の小澤先生が「ジャズっていうのは裏拍にアクセントをつける」という説明をしていた。 確かにそのとおりなのだが、ジャズの定義としてそれより先に理解しマスターしなければいけないものがある、それがハネるビートだ。…
「スウィングガールズ」が2004年度の日本映画評論家大賞の作品賞を受賞した。 いわゆるMVP(プレイヤー)ならぬMVM(ムービー)なわけだが、でも過去13回の同大賞作品のどれを見ても大した作品が無いような……!! ま、それはさておき授賞式には…
まぁそんなわけでスウィングガールズについてつらつらと書いてきたわけだが、最初に述べたようにこの映画に触発されてウィンドシンセを引っ張りだしたものの、なかなか毎日練習するのは難しい。 週に3日、2時間ほど吹いているがやはり何か目標が無いと張り…
昨年9月の本編上映、各地でのイベント出演、12月のファースト&ラストコンサート、そしてDVDの発売とひととおりの山場を越えた「スウィングガールズ」。 あとは地上波での放送時にまたちょっと盛り上がるのだろうが、ブームも終焉へと向かっているのは…
「フライング」 関口香織ファンならちょっと気になる彼女の恋愛感を描いた作品。 ちょっとピントのずれている香織だからああいう男性を好きになるのはまあ許せるとして、それにしても空まで飛ばすことはないでしょう? 本仮屋ユイカも久しぶりに彼女を演じた…
「デッド・オア・デリバリー」 まさにスウィングガールズ本編のはじまる数十分前の物語。 ガールズが届けるハメになった吹奏楽部員分の弁当配達の遅刻の理由が明らかになる。 その原因としてこういう脚本を書いた矢口監督は、ウダウダの長編よりも短編の方が…
現在発売中の雑誌「管楽器パラダイス」の時系列分析に則って取り上げてみる。 「スイングtoスウィング」 高校に入学したばかりの中村拓雄(平岡祐太)の入部騒動とそれに絡む斉藤良江(貫地谷しほり)他4名の派手グループの物語。 結局拓雄は希望であった…
【長嶋美紗】宮崎美郷(トランペット)役 音楽サポートメンバーとして出演した彼女は本編においてはまだ自分が一体何をしたらいいのか逡巡があったようで表情にも硬さが目立つ。 しかしスタッフやキャストと触れ合い、その中で時間が経過することにより悟っ…
【辰巳奈都子】小林陽子(トロンボーン)役 通称「罪子」。 遅刻魔で忘れ物チャンピオンで汚ギャル。 他人の衣装にお茶こぼすわ、撮影中に携帯鳴らすわ、コメントはいつもグダグダだわでスウィングガールズ名物の問題児。 しかしあっけらかんとした性格とキ…
【あすか】久保千佳(アルトサックス)役 千佳のうちは産婦人科で、本編では音楽祭用の赤いブレザーのスポンサーになっている。 しかしあんなにでかく「久保産婦人科」って名前が入って服を喜んで着られるセンスって……。 結局あのブレザーは活躍することが無…
【豊島由佳梨】田中直美(ドラムス)役 常にむしゃむしゃと食べ物を口に運びながらダイエットに励む女子高生……こんな誰でも思いつくありふれたキャラ設定だが、とぼけた雰囲気とオカッパ頭のカツラが観る側にそんな嫌味な突っ込みをさせないほど抜群の存在感…
【上野樹里】鈴木友子(テナーサックス)役 矢口監督が会った瞬間に「この娘しかいない!」と思ったというだけあって、トラブルメーカーの爆弾娘を地で演じている、つまりハマリ役。 無邪気な表情に米沢弁がベストマッチでとにかく可愛い。 鼻の穴に指突っ込…
ジャズのスタンダードナンバーをいくつか聴くことができる「スウィングガールズ」。 その中でもひときわ光っているのが最後に演奏する「SingSingSing」。 昨日書いた「抑揚の乏しいストーリー展開」もラストのこの盛り上がりのためにわざとセー…
昨日「スウィングガールズ」が名作とは言い難いと書いたその理由。 それは新鮮味の無いありふれた抑揚に乏しいストーリーと微妙なセンスの中途半端なギャグ。 そしてキャラとプロット優先のキャスト選択。 だが、それゆえにいい意味でごくあっさりした何度で…