新品買えってか?

スウィングガールズ」を見て楽器をはじめた人の一番人気が、やはり主人公の上野樹里が担当したサックスだ。
劇中で友子が「35万(円)!」と言っていたように新品のサックスはそうホイホイ買えるものではない。
ヤマハの楽器レンタルだとアルトサックスが新品で月6000円ちょっと、中古だと4000円程度で借りることができる。
中古と言っても映画のようにキーがもげたりバラバラになったりするような代物ではなく、ちゃんとリペアされているので安心だ。
練習場所さえ確保できるのであれば飽きるまで吹いてみるのも一興だ。
ということでサックスについてのうんちくをあれこれ紹介してみよう。
サックスはベルギー人のアドルフ・サックスという人が発明した歴史の新しい楽器で、正式名はサキソフォンという。
見た目は金管楽器だが、実はケーンと呼ばれる芦で出来たリードを使って音を出す木管楽器で、金管木管の中間の音が出てくる。
映画ではアルト、テナー、バリトンのサックスが吹かれていたが、その他にもソプラノ、ソプラニーノ、バス、コントラバスもある。
リードは7種類の硬さがあり、初心者は柔らかいものを使い、一般的には慣れていくに従って段々硬いものに変えていく。
トランペット、トロンボーンに比べて演奏は容易で、それはフィンガリングがリコーダーと似通っているから。
キーを通してタンポと呼ばれる蓋を開け閉めして音程を調節する。
今回はこんなところ。
続きは次回!