サイドストーリーについて その3

「フライング」
関口香織ファンならちょっと気になる彼女の恋愛感を描いた作品。
ちょっとピントのずれている香織だからああいう男性を好きになるのはまあ許せるとして、それにしても空まで飛ばすことはないでしょう?
本仮屋ユイカも久しぶりに彼女を演じたせいか勘が戻らなかったようで本編の香織の良さがまるで出ていなかった。
ラストでなぜか開き直った香織のキャラ変更もやらなくてもいい余計な演出。
実の母親に「あんたは歌手にはなれない」と言われたという本仮屋の音痴な歌は愛嬌で許せるとしても、おいら的にはサイドストーリー7本の中では最低の作品。


「サプライズ」
脇役ガールズ5人のみで構成されたちょっと意外なサイドストーリー。
プロデューサーの堀川氏が脚本・監督をしている。
千佳(あすか)の誕生日を祝う、4人のガールズが可愛くて微笑ましい。
出演者やカット割りの数、構成の上手さでは「休日」に劣るが、個人的にはこの話も大好き。
循環コードで構成された劇中の曲のコンポーザーは長嶋美紗


というわけでスウィングガールズサイドストーリー全編を、おいらの考える時系列順に並べてみると……
1)「MONKEY GIRL」本編前年の年末
2)「スイングtoスウィング」本編同年の4月
3)「シーラカンス」本編同年の春頃〜初夏
4)「デッド・オア・デリバリー」本編開始直前
5)「サプライズ」本編翌年の初夏
6)「フライング」本編翌年の夏休み前
7)「休日」本編翌年の夏休み中